晩年に香川県に移り住み、2019年に亡くなるまで瀬戸内の海などを描き続けた画家・薩摩百倍(ひゃくばい)の作品展が、高松市の歯ART美術館で開かれています。


昔ながらの漁港の先に見えるのは「サンポート高松」。「瀬戸内の海の変わらない姿・変わりゆく姿」を描いた作品です。


歯ART美術館には、画家・薩摩百倍が晩年描き続けた「瀬戸内の海」をモチーフにした作品が展示されています。若いころに建築デザインをしていた百倍は、「パース制作の技法」を活かし、水彩や油絵で独特の世界を表現しました。


歯ART美術館から見える「庵治の海」を描いた作品です。黒くそびえ立つ五剣山と、対照的に輝く海を描いています。


薩摩百倍作品展は、1月29日まで開かれています。