1年の始まりに本との出会いを楽しんでもらおうと、長野県松本市の図書館で、恒例の「本の福袋」の貸し出しが始まりました。
貸し出しは、市内にある11の図書館で行われ、一般図書と児童書あわせて680冊余りが、用意されました。「本の福袋」は、中身が分からないように一冊ずつ新聞紙で包まれ、表に書かれた、その本の一文をヒントに利用者が自由に選びます。
「ある日ウサギになる本です、突然ウサギになって面白い出会いが待ってる本だと思います」
「ひかれた一文があったので、それを借りようと思いました」

(松本市中央図書館・丸山和子さん)「表紙が見えないようになってますので、普段手に取らないような本もこの機会に読んでいただけたらと思っています」
10年前から続く新春恒例の「本の福袋」の貸し出しは、例年、1日から3日ほどで終了するほどの人気だということです。