新年、1月4日に始動です。プロ野球・読売ジャイアンツにドラフト1位で指名された高松商業高校の浅野翔吾選手が、初練習を公開しました。そして浅野選手の後輩たちも、春のセンバツに向け始動しています。


きょう(4日)昼すぎ、高松商業のグラウンドで練習をスタートさせた浅野翔吾選手。年末年始は、徳島の祖父母の家でリフレッシュしたといいます。

きょうは、キャッチボールやトスバッティングなどで30分ほど軽く汗を流し、間もなく始まるプロ生活に備えていました。

(巨人ドラフト1位 浅野翔吾選手)
「緊張というよりかは楽しみというか、『早くプロの世界でやりたい』という気持ちもあるので、しっかりとケガをしないようにプロの世界でも一つずつレベルアップできたらいいかなと思っています」

「今年は『学びの年にしたい』というのがあって、やっぱりプロに入って今までと違った環境の中でやっていくと思うので、いろんなことに慣れたりして、先輩方にもお話が聴けたら聴かしていただいて、いろんなことを学びたいなと思いました」


浅野選手は、1月8日にジャイアンツの寮に入り、13日から新人合同自主トレに参加する予定です。

一方、浅野選手の後輩たちも動き出しました。春のセンバツ出場が有力視されるチームが祈願したのは。

(高松商業 横井亮太主将)
「『センバツ・ベスト4以上』というのを目指しているので、その目標が達成できるように」

去年夏の甲子園では、浅野選手を中心とした高い攻撃力でベスト8まで勝ち進んだ高松商業。今年のチームは『ピッチャーを中心に守り勝つ野球』を目指しています。

(高松商業 長尾健司監督)
「去年の先輩には及んでいないので、さらに上をめざすのであれば、自分の個々の能力を新しく進化させないと。春先にベストの力が出せるように準備だけはしっかりしていこうと思ってます」

香川県勢では、英明の出場も有力視されている春のセンバツ。出場校発表は1月27日です。