実家が被災「直接手伝いたかったが、自分の置かれた立場で…」
そんな松永さんがブルーインパルスのパイロットを目指すきっかけとなったのが、熊本地震でした。

2016年4月14日。戦闘機パイロットとして山口で養成期間中だった松永さんは、テレビに映し出された光景に言葉を失いました。
実家の家族も被災し、一時避難生活を余儀なくされました。
ブルーインパルス パイロット 松永大誠 3等空佐
「家族が家に住めない状態だったので、私も直接行って支援したい、直接手伝いたいという思いはあったが、自分の置かれた立場で精いっぱい頑張ることが自分のやるべきことかなと思い、ぐっとこらえた」

松永さんが葛藤を抱える中、熊本地震の翌年、ブルーインパルスが熊本の空を飛んだのです。
ブルーインパルス パイロット 松永大誠 3等空佐
「みんなを感動させたり笑顔にさせたり、そういった力がある部隊だなと」

狭き門をくぐり、3年前、ブルーインパルスのパイロットとなった松永さん。地震直後から胸に抱き続けてきた、「ふるさとの力になりたい」という思い。それを形にするときが訪れました。
熊本地震から10年の節目に、再びブルーインパルスが熊本の空を飛ぶことが決まったのです。














