「有罪立証はしないで」。裁判のやり直しを巡って、家族の切なる思いです。
大津地検へと向かう阪原弘次さん。1984年滋賀県日野町の酒店で女性店主が殺害され、金庫が奪われたとされる事件が起きました。
阪原さんの父で常連客だった弘さんは、事件から3年以上経って強盗殺人容疑で逮捕されました。裁判では一貫して無実を訴えましたが、2000年に無期懲役の判決が確定。弘さんは15年前、服役中に病死しました。
その後、阪原さんら家族は裁判のやり直しを求め、最高裁が今年2月に再審開始を決定。今後やり直しの裁判が大津地裁で開かれることになります。
4月17日、阪原さんや支援者は大津地検に対し、やり直しの裁判で弘さんが有罪だと主張せず、早期の無罪判決を得られるように協力してほしいと申し入れました。
(阪原弘次さん)「有罪立証によって、いかに再審裁判が長引くか、先日の三者協議で裁判官が言っていた、『早期に終わらせたい』と。検察官におかれましても、ぜひそうであっていただきたい」
その後、阪原さんはえん罪被害について、1人でも多くの人に理解が得られるよう街頭で訴えました。
(阪原弘次さん)「一日も早い、再審無罪を勝ち取り、今はいない父のお墓に、家族、高齢の母も含めて、みんなで喜びの報告をしたい。そして、喜びの涙を流したい。」
やり直しの裁判に向けて裁判所や検察官、弁護団による「三者協議」が続いていて、5月19日に2回目の協議が開かれます。
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