福岡の経済界も動き始めました。仕事始めの行事にコロナ禍の前と同じ風景が戻る中、トップが今年の抱負を語りました。


◆「日銀の金融政策を注視」福証で大発会
福岡証券取引所の「大発会」では、新型コロナの影響で自粛が続いていた晴れ着姿での参加者が3年ぶりに見られました。

福岡証券取引所 長宣也理事長「今年は、日銀の金融政策にも目が離せないような状況となっております」

長宣也理事長は地下鉄七隈線の延伸開業や都心部の再開発に触れ、「国際金融機能を兼ね備えた都市にふさわしい取引所を目指したい」と語りました。


◆JR九州「1人1人が『自分で動く』態勢づくりを」
一方、JR九州本社でも、コロナ禍の前と同じ規模の幹部社員約130人が式に臨みました。古宮洋二社長は、サッカーの指導者の言葉を引用しながら今年の抱負を述べました。

JR九州 古宮洋二社長「良い守備から良い攻撃に転じる時だと思います。高い目標に向かって積極果敢に挑戦していきましょう」

また、青柳俊彦会長が今年の漢字として挙げたのは「動」。出席した幹部に「社員1人1人が『自分で動く』態勢づくりに取り組んでいきましょう」と呼びかけました。