その決断は、シーズン前から始まっていた

「今シーズンに入る時には、もうラスト1年かなという思いはありました」

毎年のように現役を続けるか否かを考えてきた中で、今季は明確な覚悟があったという。そして、その決断を決定づけたのは、自身のコンディションだった。

「膝のことを一番気にしながらやらなきゃいけない。それがずっと引っかかっていました」

3度の膝の大けがの影響で、思うように練習ができない日々。
メンバーに入れない悔しさ。
そして何より、“前の自分”との比較。

「コンディションがなかなか上がってこないと感じていました」

積み重ねてきたキャリアの中で、身体は確実に変化していた。
その現実と向き合ったとき、彼女はひとつの答えにたどり着いた。