愛媛県庁の新しい第二別館が完成し、15日落成式が行われました。災害時の司令塔や、行政と民間が協力して課題解決に取り組む「官民共創拠点」などが設けられています。
新しい県庁第二別館は、地上11階、地下1階建てで地震の揺れを軽減する免震構造が採用されていて総事業費はおよそ120億円です。15日、落成式が行われ、中村知事が施設を活用した新たな取り組みをアピールしました。
(中村知事)
「業種を超えた出会い、交流が生み出される仕組みを備えた施設として機能させ、プロジェクトやビジネスの創出を通じて地域活性化に繋げられるようチャレンジしたい」
3階に設けられた「防災オペレーションルーム」は、隣の第一別館と通路でつながっていて、これまでの防災拠点の3倍の広さがあります。
災害時には自衛隊など関係機関から200人以上が集まることができ、大型モニターで情報を一元管理できるなど機能を強化しています。
また、4階から11階までは、職員の執務室となっていて、固定の席を持たず業務内容にあわせて自由に席を選べる「フリーアドレス」が導入され、集中して仕事をしたい時は仕切りが設けられたブースを使用します。
さらに、1階と2階には、官民が協力して課題解決を目指す交流スペースが設けられました。
(伊崎記者)
「来月から利用が開始されるこちらの「E:NBASE」。様々な人が繋がる開放的な空間となっています」
官民共創拠点「E:NBASE」は、大洲和紙や県産ヒノキ、砥部焼などの特産品がちりばめられた空間で、さまざまな立場の人が出会い、新たな可能性が生まれることが期待されています。
(コミュニティマネージャー山口さん)
「民間事業者、農林水産事業者、また市町の職員の皆様にも使っていただければ思っている」
地域課題の解決に取り組む意思があれば無料で利用でき、県は、今月1日から利用の登録を受け付けています。
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