細菌のコラゲナーゼの働き方が初めて明らかに

研究では、細菌性コラゲナーゼと三重らせん構造のコラーゲンの形と動きを、クライオ電子顕微鏡(生物試料を急速凍結し、生のまま電子顕微鏡で撮影する技術。タンパク質などの立体構造を、自然に近い状態で原子レベルに迫る分解能で解析できる)で観察し、この酵素がどのようにしてコラーゲンを細切れにするのかを明らかにしました。

コラゲナーゼには、図のようにドーナツのような部分があり、その一部(図では9時の位置)が開閉します。

コラゲナーゼにはドーナツのような部分がある

コラゲナーゼは、ロープ状のコラーゲンを、開閉部からドーナツの中に取り込みます。そして、ロープをほどいて3本の「ひも」をばらばらにします。そのうち1本の「ひも」を切ります。

コラーゲンをドーナツの中に取り込む