思うように結果が出ない日々

転向1年目、球場の空気を変えるリリーバーとして25試合に登板。29回を投げ、勝敗に関係することなく、与四球12、奪三振22、防御率3.41の成績を残した。150キロを超えるストレートを武器に翌年からは先発入りが期待された。しかし…
それは突然のことだった。投球メカニズムにズレが生じたのか、翌年の春季キャンプから出始めた制球難。一度狂った歯車はなかなか修正することができず、思うような結果が残せない苦しい日々が続いた。
密着を始めた2025年シーズンも1軍登板はわずか4試合。わずか5回2/3イニングを投げ、防御率7.94と不甲斐ない結果に。夢だったプロの世界で待ち受けていた現実。それは荒波の連続だった。それでも乗り越えようとする覚悟を口にし続けた。
根尾投手「こういう風にしていきたいというのはもちろんあるので。それは言えないですけど。それを突き詰めていく時間かなと思います」
一軍に呼ばれる時にはしっかり抑える準備をするまで。それまで積まれた課題をひとつひとつクリアするだけ。迷うことなく前へ進むのみ。根尾投手は強い信念でいばらの道を歩み続けた。














