はじめて食べる南インドカレーに衝撃

諏訪内 健さん
「受験の時に泊まっていた所が東京の麹町だったんですが、麹町に『アジャンタ』というお店があるんですよ。すごくいい香りがしてフラっと入って食べたチキンカレーが、すごく美味しかったんですよ、とんでもなく。食べた事のない感覚というか、他では経験できないようなインパクトがあって」
その店でのアルバイトを希望していたが募集はなく、他の飲食店でバイトをした。しかし大学を中退したことで、自分が東京に来た意味を考えた。


諏訪内 健さん
「目的を探そうとし始めた頃かもしれないですね。20代前半で下北沢のバーで働き始めるんですよ。そのバーのオーナーが同じ高校の方で、年は上なんですけど、
わりと老舗のロックバーで、そこから飲食業が面白いなと思い始めた感じですね」
そこで浮上したのが通っていたカレーの店。料理が南インド料理だということを知り、実際に3か月南インドへ。

諏訪内 健さん
「カレーの店『アジャンタ』出身の方の本が出版され始めていて、これは南インドに行かなきゃと思いました。日常にスパイスがあるという感覚や暮らしを3ヶ月。カレーのことだけ考えて時間を使えたのは贅沢でしたね」

帰国し、馴染みのある下北沢でカレー店を開業。10年後、今度はインドの北東部へ。


そこは故郷と似た場所だった。














