「兵士たちは戦争ゲームのオモチャではない」米軍人家族団体の訴え

3月末、トランプ政権に抗議するデモが全米各地で行われた。スローガンは「王様はいらない」。CNNテレビの世論調査では、軍事作戦に「強く反対」「ある程度反対」と答えた人は66%にのぼった。

アメリカ軍兵士や、その家族をサポートする団体の代表、パット・アルビソさんはトランプ大統領を強く非難する。

「声をあげる軍人家族の会」パット・アルビソ代表
「トランプさん、なぜこの戦争を続けるのですか。アメリカは世界中で信頼を失い、愛する家族の命までも危険に晒しています」

会員は約1000の家族。今まさに中東に派遣されている兵士もいるという。

今回の戦争で、アメリカ側も10人を超える兵士が死亡した。その遺体が帰国した際、トランプ大統領は青いスーツに赤いネクタイ、白いキャップ姿で出迎えたが、「厳粛な場面にふさわしくない」などと批判が上がった。

また、ホワイトハウスは戦場の映像と、映画やゲームなどを組み合わせた動画をSNSでいくつも公開し、物議を醸している。

トランプ政権は「兵士への敬意がない」とアルビソさんは憤る。

「声をあげる軍人家族の会」パット・アルビソ代表
「本当に不快で腹が立ちます。蔑ろにされているように感じます」
「兵士たちは戦争ゲームのオモチャではありません。大統領の命令に従って、命をかけているのは私たちの家族です。彼らが入隊したのは、大統領を守るためではありません。憲法を守るためです」
「それなのに、戦争犯罪になりかねない命令に従わされています。イランの小学校への爆撃のようなことが起きてしまいました。本当に心を痛めています」
「兵士たちを今すぐ帰国させるべきです」

今回の軍事作戦は「違法な侵略戦争」だと訴えるアルビソさん。日本のメディアである私たちにこう語った。

「声をあげる軍人家族の会」パット・アルビソ代表
「日本が今回の戦争への参加に同意しなくて本当によかったと思っています。日本には平和な国の良い手本であり続けてほしいのです。他国から押し付けられた戦争には関与せず、正しいことを行い、不必要な戦争はしない国として」