パッティングを武器に初のオーガスタに挑む

身長171センチ、体重67キロとゴルファーの中では小柄な片岡。そんな片岡が磨きをかけてきたのが“パット”だ。20年にプロ入り以降、平均パット順位はすべて4位以内というパットの名手。昨年は、2度目となる「平均パット賞」に輝いた。

パッティング練習をする片岡選手

片岡:パッテングが崩れたらスコアもまとまらないというのが、今までのプロ生活で感じたことなんで。やっぱりパッティングを武器にしなきゃいけないような感じになっているんで。ここは崩れてはいけないというのは自分で思っています。

Q.パッティングは、いつぐらいに得意だと気づきましたか?

片岡:昔からパッティングとかアプローチは好きだったし、飛距離が出ない方だったんで、そこはする機会も多かったし、練習量も多かったんで。得意だっていうのは小学校くらいから思っていました。

Q.飛ばないからこそ練習するみたいな?

片岡:なんか面白いじゃないですか、最終的に穴に入れるゲームなんで。小学校の時はゲーム性も面白いですし。遊びながら練習できたのが、アプローチやパターだったりしたなっていうのは今でも感じますね。

Q.他の人と違う、自分はこういう風にパッティングしているっていうのはありますか?

片岡:感覚がすごく大事なクラブだと思うんです。でも、一番再現性を出さなきゃいけないんで、感覚と身体の動かし方をどこまでマッチングさせるか。感覚だけでもダメですし、身体の動きだけでも感覚は出ないと思うんで。それをすり寄せてやってくのが普段から意識していることで。感覚も大事にしていますし、動きも『あ、悪いな』と思ったらそこを修正したり。動きとしてはなるべくシンプルにしたいんで、そこを変えずに。パターも変えていないですし、動きもあんまり変えずにやっているのが、ずっと安定できている要因かなと思います。

Q.試合の中で調整していく感じですか?

片岡:そうですね。大体パターを握って1、2球打ったらその日の調子が分かるんで。『今日はこういう日だな』とか、『今日はこんな感じか』っていうのはここで分かるんで。それを今までの引き出しの中で、『今日はこういう意識でやってみよう』とか、『こういう動きでやってみよう』とかを試合の中で調整してって感じです。

28歳で掴んだ大きなチャンス。ゴルファーたちの憧れ“マスターズ”に片岡が挑む。

Q.マスターズはどういう舞台ですか?

片岡:プロゴルファーだったら全員出たいと思う。最高峰の試合で、出られる人数も決まっていますし。テレビの中で見る試合っていうイメージだったんで、まさか自分が出てそこでプレーするとは到底思えないような、ホント最高峰の舞台って感じですね。

Q.このコースは楽しみだっていうのはありますか?

片岡:もう全ホール楽しみですけどね。12番のショートとかも、風が難しいって聞くけど、行ってみないと分からないんで。それもどれくらい難しいのかも気になりますし。全ホールどんな感じなのかなって気になります。