大手ビールメーカー・アサヒビールのテレビCMで、「イチローさんが島根にいる」と話題になっています。
実は出雲市や松江市で撮影が行われたのですが…一体なぜ島根で?
  

大手ビールメーカー・アサヒビールの「アサヒスーパードライ」。
発売36年目の初のリニューアルに合わせて放送されているCMに、イチローさんが出演しています。

CMを見た島根県民
「知っていたら一目お会いしたかったです」
「来たなら寄ってくれたら良かった」

実はこのCM、シーンの多くが島根県内で撮影されたものです。
一体、なぜ島根なのか、担当者に聞きました。

アサヒビール マーケティング本部宣伝部 佐藤猛博 次長
「CM上での作り話よりも、ドキュメントで映像を撮影しました。2月の上旬に撮影しましたが、天候条件などを含めて、今回出雲ドームでの撮影となりました」

イチローさんが草野球のチームメイトと練習シーンを撮影したのは、出雲市にある出雲ドーム。
2月の撮影で、天候に左右されることなく野球に打ち込む姿を撮影するため、ここが選ばれました。

実は施設担当者は、イチローさんが来ることを知らなかったそうで…。

NPO法人 出雲スポーツ振興21 内田剛グループリーダー
「イチロー選手がいらっしゃってびっくりしました。小さい時から活躍を見ていたので大興奮でした」

さらに、マリナーズのユニホーム姿で快音を響かせるシーンは、ドーム横のサッカー場で撮影されたのですが、ここではスーパースターならではのミラクルも起きたそうです。

アサヒビール マーケティング本部宣伝部 佐藤猛博 次長
「実は当日、天候が悪くて撮影できないと言われていたのですが、ちょうどイチローさんが入る時に、10分ぐらいだけ晴れたんです。スタッフの皆さんも盛り上がって興奮されていました」

さらに、仲間とビールを飲むシーンは松江市内で撮影されたのだそうです。

スターが島根で撮影したCM。
見方も少し変わりそうです。