県北薩地域振興局が発注した工事の入札をめぐり、設計金額を業者側に漏らしたとして、当時、振興局に勤務していた60歳の男性職員が、官製談合防止法違反の罪で略式起訴されていたことがわかりました。

官製談合防止法違反の罪で先月30日付けで略式起訴されたのは、県北薩地域振興局の建設部に務めていた60歳の男性職員です。

起訴状によりますと、男性職員は、工事の予算確保や設計などを担当していた2021年8月、振興局が発注した工事の一般競争入札で、特定の業者に落札させるために事前に電話で設計金額を漏らしたとされています。

その後、業者はこの設計金額をもとに、工事の最低制限価格と同じ額で入札し、工事を落札していました。県は工事の内容や入札額などの詳細について、「現時点で把握していない」としています。