内戦が続いていたシリアの孤児を支援する団体が主催

販売コーナーでは、シリア・アレッポの伝統的な製法で作られた石鹸(紛争のため、トルコで現在は作られている)や、タルビーナという料理の材料、様々な手作りのアクセサリーなどがありました。売り上げは全て寄付されます。

シリアでは1年ほど前に新しい政権が発足しましたが、混乱が収まったとは言えない状況です。「シリアンハンズ」は日頃から、シリア、そしてイスラエルとの紛争が続くパレスチナの人たちなども支援しています。

この日の参加者は、10カ国以上から集まった、60人。13万円近い金額が集まり、戦争で親を失ったり、親と離ればなれになった子供たち20人を1か月支援する費用に充てるということです。

ムスリムの参加者たちの声 

日本生まれ育ちのムスリムの男性は「母が日本で、父がモロッコ系のフランスの移民で、群馬県から来ました。シリアの人もそうだし、リビアの人もパレスチナの人もそうですけど、大きい長い戦争で苦しんだ人たちが多いんで、そういう人たちに少しでもザカート(喜捨)ができるんであれば、ちょっと気持ちでしかできないですけど、やりたいなと思って、来ました」と話します。

また来日13年という男性は「国籍はパキスタンで、今日は静岡から来ました。東京っていうのもあって、こういう集まりができるんですけれども、地方へ行くと、そういう集まりがなかなかないもので、寂しいっていう気持ちはあります。ムスリムにどういう方がいて、どういうことをやっているのかを知ってもらえれば、日本の方が受け入れやすい関係になるんじゃないかなと思っているので、誰でもいつでもウェルカムです」と話していました。

また、幼い子供を連れて、一家で来ていた男性は「子供の頃から、そういうラマダンとかで、日本の社会で、自分一人がムスリムじゃない、周りに同じ人が結構いるところを意識してもらうために、できる限り参加するようにしています」と話します。

「シリアンハンズ」の2025年の活動についての報告

イフタールのお弁当を食べた後は、「シリアンハンズ」のこの1年間の活動について報告がありました。