新年を迎える準備です。
金沢城公園の橋爪門一の門では、藩政時代の様式を再現したしめ飾りが取り付けられました。
MRO松村玲郎キャスター:「長さ5.4メートルのしめ縄を使ったしめ飾りが造園業者によって取り付けられていきます」

金沢城公園の橋爪門一の門では28日午前中、「数の子飾り」と呼ばれるしめ飾りが4.5メートルの高さに取り付けられました。金沢大学附属図書館に所蔵されている「加賀藩儀式風俗図絵」の元日登城の絵をもとに再現されたもので、野々市市のワラ工芸師吉岡克己さん86歳が制作しました。

ワラ工芸師・吉岡克己さん:「10年余り作らせてもらっている。平穏な年を皆さんで築いていってもらえればいいのではと思う」
東京からの観光客は:「すばらしい。神聖なものが見られてついているなぁと思った。貴重な本当にいい時に伺ったなと思う」
重さおよそ10キロのこのしめ飾りは1月14日まで飾られます。

金沢城公園と兼六園は大晦日から元日にかけ、夜間も開園されます。
