任期満了に伴い2026年春に行われる石川県知事選挙について馳知事は11日「さらなる高みを目指し能登の創造的復興に全力投球したい」と再選を目指し出馬を表明しました。

11日開かれた県議会9月定例会の代表質問。

自民党県連・政調会長の作野広昭県議が知事選への対応を尋ね、馳知事は「引き続き県政のかじ取り役の重責を担わせていただきたい」と2期目への決意を述べました。

馳知事「県民党の立場で精進を重ね、誠実に、そして明るく前向きに知事の職を務めさせていただきたいとの思いであります。次の4年間、さらなる高みを目指し、困難に立ち向かい、能登の創造的復興、石川県の新たな価値の創出に挑んでいく決意であります」

馳知事は11日午後にも自民党県連に推薦願を提出するほか、12日以降ほかの政党や団体にも推薦を要請する予定です。

馳知事は2022年、元自民党国会議員と前金沢市長との三つどもえの保守分裂選を制して初当選。任期は2026年の3月26日までとなっていて、現職の表明を受け、今後対抗馬擁立の動きが活発化するとみられます。