「近年の中でも非常に厳しい状況」

(大石邦彦アンカーマン 3月25日)
「愛知県新城市の宇連ダムに来ています。本当に水がなくなりましたね。ブイが地面に着いています」

東三河の水がめ、宇連ダムは「貯水率0%」。ほぼ空っぽで、豊川用水の流域73万人への水の供給は、限界に近づいています。

(中部地方整備局 髙畑栄治河川部長 3月25日)
Q.ここまでの状況は初めて?
「私もこちらに来てから初めて。近年の中でも非常に厳しい状況」

おととい、国交省中部地方整備局の関係者とここを訪れたのは、渇水対策の「最後の手段」について聞くためです。

(髙畑河川部長)
Q.最終的な秘策、どんなことを考えている?
「豊川流域には天竜川から導水をする管があって、天竜川にある佐久間ダムから導水管が繋がっている。今はその導水管を使う時期ではなく、使用していない状況。天竜川の状況を見ながら、その導水管を活用できないか考えている」

頼みの綱は、隣の静岡県浜松市にある佐久間ダム。天竜川に作られた発電用の巨大ダムで、水源は長野県の諏訪湖。アルプスの雪解け水なども集め、貯水量は宇連ダムの7倍もあります。