新型コロナの第8波で山梨県内の高齢者施設や障害者施設でクラスターが相次いでいることを受け県は27日、施設に療養体制の整備などを求めました。


県内では11月1日から12月27日まで98件のクラスターが確認されていて、このうち高齢者施設と障害者施設が全体の8割以上に上る83件となっています。


第8波に入り医療現場の負担が増している状況に加え、年末年始は医療提供体制が手薄になることから県は27日、施設の管理者などを対象に緊急の説明会を開きました。


この中で施設の利用者の救急車の要請が増えていることから適切な利用を求めたほか、施設内で療養できる体制の整備などを求めました。


そして人員確保の経費や建物の消毒費用などを補助することも説明していました。