こちらは、奄美群島が中世に琉球王国の一部だったことを示す古文書です。奄美大島・宇検村に残されていました。国の文化審議会は26日、この古文書を「国指定重要文化財」とするよう、文部科学大臣に答申しました。

国の文化審議会が国指定重要文化財とするよう答申したのは、奄美大島・宇検村に残る「琉球国王朱印状」です。

およそ400年前、琉球王国が奄美大島の役人などを任命する際につくった公文書で、琉球国王の朱印が押されています。宇検村の名柄集落で59年前に5通見つかり、保存状態も良いということです。

(宇検村・村野巳代治教育長)「1500年代のころ、この奄美群島が、琉球王国の一部であったということを示す証拠というか、そういう意味では、日本の歴史上でも重要な資料だと」

国指定重要文化財になれば、古文書では鹿児島県内2件目です。

また、国の文化審議会はきょう26日、さつま町に大正7年ごろつくられた小牧醸造の「石蔵」と「煉瓦造の煙突」について、国登録有形文化財とするよう答申しました。