なぜ“説明の変遷”起きるのか
なぜ、このように自衛隊側の説明に変遷がみられるのか。
自衛官の人権弁護団団長の佐藤博文弁護士です。佐藤弁護士らの元には現役自衛官らから年間200件近くのハラスメント行為などに関する相談が寄せられています。

佐藤弁護士は、自衛隊という組織に第三者機関による監督がないことが問題だと指摘します。
自衛官の人権弁護団団長・佐藤博文弁護士:
「自衛隊の場合は、労働安全衛生法の適用がありません。自衛隊の中にもマニュアルのようなものはあるんですけど、極めて不十分ですし、第三者がチェックする労働基準監督署のような機関がない」

また、駐屯地内で起きた事故などについては自衛隊の警務隊が捜査し、警察などの捜査は行われないことも課題だと話します。
自衛官の人権弁護団団長・佐藤博文弁護士:
「個人的な事情による事故として処理して、部隊としても傷がつかない方向に働いたのかなと穿っても仕方ない。自衛隊の実態を可視化し、国民に見えるようにすることが大事」















