2020年に陸上自衛隊多賀城駐屯地に所属していた自衛官が庁舎の屋上から転落して死亡してから6年が経ちました。転落した原因はこれまで明らかにされておらず、遺族は、防衛省側に真相の究明を求めています。

転落した原因究明へ 息子の墓前に誓う両親

3月1日、仙台市宮城野区の寺で執り行われたのは、2020年に亡くなった自衛官・佐藤未来仁さん(享年23)の七回忌法要です。

父・三千治さんと母の直子さん。墓前に手を合わせ、長男をしのびました。

「ごめんな未来仁、まだ話は終わってないからな。頑張るから」

東北学院大学を卒業後、陸上自衛隊幹部候補生学校を経て、2020年1月下旬に多賀城駐屯地に配属された未来仁さん(当時23)。
しかし、3月2日に庁舎屋上から転落し、死亡しました。未来仁さんは亡くなる前日、家族と過ごし、次の食事の約束をして多賀城駐屯地に戻りました。

父・三千治さん:
「前日まで元気で一緒に過ごしていた。翌日、駐屯地から連絡が来て心肺停止と。『えっ』って言うのが一番。」

母・直子さん:
「2人の弟も頼りにしてたお兄ちゃんだったので。本当に大きなものを、家族の中でもなおさら大きなものをなくしてしまって、何でいないんだろうって…」