詐欺の“発信源”にはニセのセットや制服 日本人の名簿も大量に

“ニセ警察詐欺”を仕掛けているのは、何者なのか…。

村橋佑一郎記者
「高い壁を抜けると、中に詐欺拠点の建物がいくつも並んでいます」

JNNのカメラが入ったのは、カンボジアにある詐欺拠点の内部。1万人を超えるメンバーが、共同生活をしていたという大規模拠点です。ここに、さきほどの女性の個人情報などが書かれたメモが残されていたのです。

この拠点が“ニセ警察詐欺の発信源”だったとみられ、他にも、詐欺電話をかけるための日本人の名簿などが大量に置かれていました。

詐欺電話を受けた女性(70代)
「信じられない。カンボジアまで行っている」

実際、拠点内部には…

村橋記者
「こちらの部屋は、中国の警察署を模したニセのセットだということです」

各国の警察署を模したニセのセットや制服などがいくつもありました。世界中を標的に“ニセ警察詐欺”を働いていたことがわかります。

さらに、私たちは警視庁の捜査関係者への取材で、カンボジアの詐欺拠点にいた複数の日本人の証言を独自に入手しました。