東京23区でもごみ有料化案 八王子市では20年以上前に導入

有料化は、すでに全国約7割の自治体で行われています。この流れは広がりを見せ、現在は無料の東京23区でも「有料化」について検討が進められています。背景にあるのは、「最終処分場」の問題。

現在、23区が使用できる最終処分場は2つありますが、あと50年ほどで満杯に。東京湾に新たな埋立処分場をつくるスペースも残っていないといいます。この状況を受け、約10年後の2037年度以降、23区が一斉に有料化を導入する案が出ています。

東京23区長で構成する区長会のトップ、新宿区の吉住健一区長は…

東京23区・区長会 吉住健一会長
「新たな負担を求めるということについて、選挙を控えている議員さんたちも、特に住民福祉を強く訴えている政党からすると、無料じゃないとダメだっていう話になりますし。乱暴な手順でやると進められることも、進められなくなりますので、そこは慎重にやっていきたい」

住民からの反発を招きかねない「有料化」。効果は本当にあるのでしょうか。20年以上前から有料化を実施している、八王子市で聞いてみると...

――有料化で意識変わった?

40代
「変わります。お金を出して買う指定のごみ袋を、少なく済ませたいので」

40代
「ものを買いすぎないことは注意しています」

住民が口をそろえるのが「意識の変化」。八王子市の専用ごみ袋は、40リットル10枚入りで750円。5リットルのミニ袋は90円です。なにも考えずに使うには、出費がかさみそうです。

――有料化したら意識は変わる?

男性
「変わりますよ、女房が変わる絶対に」

――奥さんに何か言われる?

男性
「昔は言われたよ。これは分けろとか」

八王子市は、有料化で、ごみの排出量を約4割も削減したということです。