■さらに貴重な、もうひとつ発見…


江戸時代に生きた人々の息遣いが感じられる出土品は大小あわせて数千点にものぼります。さらに今回の調査ではもうひとつ新たな発見が…。


富山市埋蔵文化財センター 
野垣好史 主査学芸員:

「当時の主要街道であります北陸道の跡が見つかりまして、その道路の構造とか変遷がわかりました。どういう風に作っていたかとか、道路に砂利を敷いていた構造とかそういうのがはっきりわかったのは非常に貴重な成果になったと思います」



今回の発掘調査で18世紀末から19世紀にかけて旧北陸道の道幅や排水用の側溝がどのように変わってきたのかが、明らかになりました。