移動式図書館の立ち寄り先では、住民の交流を促進するための取り組みも行われています。

公民館の館内では、移動式図書館車両を寄付した災害支援団体のメンバーらが飲み物や菓子をふるまうなどして交流の場を設けています。

シャンティ国際ボランティア会 国内事業課 中井康博さん「来られる方も本を通じて話が弾んだりとか、あとは本があるから集いの場に来れるという方も結構いらっしゃるんですね。それで、本を通じて失われた物だったりとか、これからの人生のこと、そういったところを考える機会になったりとか、あとはつらいことを少し忘れられる、日常を感じられる機会になれば」

本を片手に交流を深める利用者たち。

住み慣れた住宅を失い、仮設住宅に閉じこもりがちになってしまう住民にとって、本やサロン活動を通して交流の機会を得られる移動式図書館は貴重な存在です。

利用者「図書館、私行ったことない。この移動図書館車が来て初めて利用した。便利」

輪島市立鴻巣公民館 川端俊樹館長「やはり一人でいると、やっぱり脚も悪くなる。静かにしとると、言葉も使わないので、やっぱりボケの方に進んでいく方多いって聞いてますから、だからちょっと出てきていただいて、みんなでこう楽しく自分の好きな本を1か月ゆっくり借りれますから、大変ありがたいですね」