■「まさかコロナについて聞かれるとは…」ひるおび取材で明かした優勝インタビューの裏側
実は「青春は密」というコメントの裏には、インタビュアーのある質問がありました。
インタビュアー
「今年の3年生は入学した時から新型コロナウイルスの感染に翻弄されてきました。それを乗り越えての優勝。3年生にどんな言葉をかけたいですか?」
この時の心境を、須江監督が明かしてくれました。

仙台育英 須江航監督:
もちろん優勝したらインタビューがあるのは分かっていましたけど、戦術や戦略のこと、野球そのものを聞かれると思っていた。まさかコロナウイルスについて聞かれると思っていなかったので、本当にその時に頭に浮かんだことが言葉になってしまったという感じです。
弁護士 八代英輝:
ふっとアドリブで出てきた言葉が、どんな優秀なコピーライターが書くよりも人の心に訴えかける。やはりそれは現場にいて、制限された青春を送っている高校生たちをずっと見てきたからだと思います。