危機対策③「アメリカからの輸入」 韓国・インドと取り合いに?

 3つ目が「アメリカからの輸入」の確保。

 1日の石油消費量317万バレルのうち、前述した「迂回ルート」「国家備蓄放出」でそれぞれ33%をまかない、10%〜15%は節約。不足分の約20%をアメリカから購入するという方法です。

<1日の消費量・317万バレル>
▼33%→迂回ルート
▼33%→国家備蓄放出
▼10%〜15%→節約で減らす
残り約20%→米国から購入(脱中東)

 IEA加盟国であるアメリカの石油備蓄は4億バレル(20日分)。うち1.7億バレルを4か月かけて放出する計画で、1日あたり140万バレルとなる計算です。ホルムズ依存度の高い日本・韓国・インドなどの国々で取り合うことになると大場氏は見ています。