ポイント②「地震対策の有無が生死の分かれ道に」
阪神・淡路大震災と同じくらいの地震で比較すると、家具を固定しているかどうかで、被害に大きな差が出ました。
(西本)
「対策がなしだと、棚がマネキンの頭に落ちてしまっていて、下敷きになっています。対策がありだと、先ほどと同じレイアウトのダイニングキッチンですが、家具が倒れている様子はありません。本棚もずれてはいるが、倒れずに維持できています」

今回の実験では、ホームセンターなどで購入できる対策用品が使われました。簡単に手に入り、単価は高くても3000円から5000円ほどです。
(防災科学技術研究所 佐藤栄児さん)
「本が散乱したぐらいなら『痛いな』で済むが、棚が転倒したら生命の危機が感じられるので、(対策費用の総額)10万円ぐらいで生命を守れるか守れないかという話になる」

実際10年前の熊本地震では、けがの原因の約半数が、家具の転倒や備品の落下、ガラスの破片など、室内の環境が原因でした。
いつ起きるかわからない地震から命を守るために「家具の固定」は欠かせません。
















