急激な値上がりの裏には「品不足感」も・・・

ガソリンの急激な値上がりの理由について、木内氏に聞きました。

本来ガソリン価格が上昇する要因としては、▼原油価格の上昇や▼為替レートの円安などがあります。
ただ、これだけならばここまで短期間でガソリンの価格は急騰しないといいます。
プラスの要因として、中東情勢をきっかけに国内に「品不足感」があり、一部の元売り(大手以外)が投機的な動きで高くガソリンを小売りに販売したことで、小売りとしても値段を上げざるを得ないところがあるのではないかと木内氏は考えています。

野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏:
元売り会社がガソリンスタンドなどに売る卸値は、海外の原油の価格とか為替レートでコストがどのぐらい上がるかを計算した上で決めていくんですね。
大体週の真ん中の水曜日に決めるという話です。
ただ海外の原油が上がったから同じ幅だけ急に上げるわけではなく、1か月程度かけてゆっくり上げていくのが普通です。
先週急激に上がったのは異例なことなので、国内でいろいろな形で混乱が起こっているということもあり、政府は石油備蓄の放出とガソリンの補助金を急いで決めたのだと思います。