今後のガソリン価格は?シナリオ別試算

原油価格の変動により、ガソリン価格が今後どうなっていくのか、木内氏にシナリオ別に試算してもらいました。

【1】軍事衝突が比較的限定されるケース
原油価格:1バレルあたり77ドル※2025年の軍事衝突時
➡国内レギュラーガソリン価格1Lあたり181円

【2】軍事衝突が激化・長期化し、ホルムズ海峡の原油輸送の支障が長期化するケース
原油価格:1バレルあたり87ドル※2024年の軍事衝突時
➡国内レギュラーガソリン価格価格1Lあたり204円

【3】中東地域全体に軍事衝突が拡大 ホルムズ海峡が完全封鎖のケース
原油価格:1バレルあたり140ドル※2008年の最高値
➡国内レギュラーガソリン価格価格1Lあたり328円

恵俊彰:
この1、2か月は、総理がなんとか補助金で170円にっておっしゃってますけど、長期化したらそうならなくなるかもしれないから、これは本当にいつ収まるかにかかっているんですね。

野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏:
もちろんガソリン価格は補助金を出しますので170円で落ち着くと思いますし、こちらの計算は原油価格と同じ割合だけ上がった時なので、140ドルになってもおそらく300円にはならないと思います。でも200円台半ばにはなると思うので、そこを補助金で抑えていく。抑えきれなくなるとガソリン価格もいずれじりじりと上がってくるということが起こると思いますね。

(ひるおび 2026年3月16日放送より)
==========
<プロフィール>
木内登英氏
野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト
野村総合研究所にてエコノミストとして職歴を重ねる
ドイツ・アメリカで欧米経済分析を担当