大事なのは「日常からのコミュニケーション」

さまざまな国籍やバックグラウンドを持つ人たちが集まった、今回の「防災運動会」。最初こそ日本人と距離を置いていた外国人の参加者も、イベントの後半にはすっかり打ち解け、あちらこちらで言葉を交わす様子が見られました。

▼フィリピン出身の女性
「防災について習いたくて参加しました。楽しくて、いろいろ学んで本当にいい経験になりました」

▼日本人の参加者
「安全に日本で住んでもらうことが大切かなと思っているので、日本人と外国人が一緒に防災学べる場はすごく大切にしたいし、増やしていけた方がいいのかなと思います」

▼香南市教育委員会 生涯学習課 吉田基 社会教育指導員
「『防災というだけは、なかなか外国の方が集まらない』ことを他の地区から聞きましたので、楽しいイベントを、いかに防災とうまくかけ合わせるか⋯ということに苦労しました。外国人の皆さんは職場の人とは繋がっているんですけど、自分の住んでいる地域の周りの人とは繋がっていない現状があります。だから、そこで挨拶を含めた『身近なコミュニケーション』ができればと思って、始めています」

「一方的に教える防災」から、「一緒に楽しむ防災」へ。“言葉の壁”を越えた地域の絆づくりが、必ず起こる南海トラフ地震などの大災害の際にも、きっと役に立ちます。