アメリカ政府から提供された早期警戒機の情報を外部に漏らした罪に問われている航空自衛隊の元幹部の男に対し、東京地裁は懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
航空自衛隊の元1等空佐・菅野聡被告(65)は2013年1月、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地内でアメリカ政府から提供された早期警戒機に関する機密データを航空機関連商社の社員2人に漏らした罪に問われています。
菅野被告はこれまでの裁判で情報漏洩を否定し、無罪を主張しています。
東京地裁はきょうの判決で、「漏洩した情報は高度の機密性があり、公になれば日本の安全保障に対する深刻な危機をまねくおそれがあり、米国の安全保障や日米両国の信頼関係にも多大な影響が生じかねない」と指摘。「民間会社の従業員に情報を提供したことは、自己の職責に反し、秘密保全の規範意識を大きく欠いた悪質な犯行」として、菅野被告に対し、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
防衛省はこの判決を受けて、「我が国の防衛に必要な秘密情報を適切に保全すべき防衛省・自衛隊への国民の信頼を損ない、日米間の信頼関係にも影響を及ぼしかねない多大な影響を与えたものです。防衛省としては、再発防止に努め、国民の皆様の信頼回復に全力を尽くすとともに日米関係の維持に努めてまいります」とコメントを出しました。
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