ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアがドンバス地方など、東部への新たな攻撃「ドンバスの戦い」を始めたと明らかにしました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ロシア軍は長い間準備してきた“ドンバスの戦い”を開始したと言える。ロシア軍の大部分がこの攻勢に集中している」
ゼレンスキー大統領は日本時間の未明に公開したビデオメッセージで、ロシアがウクライナ東部の完全制圧に向けドンバス地方での攻撃を始めたことを明らかにしました。その上で、「どれだけ多くのロシア兵が攻めて来ようとも我々は戦う」と徹底抗戦の構えを強調しました。
これに先立ちウクライナ国防省の報道官は「ロシア軍がすでに東部での作戦に向けた部隊の再編を完了し、航空機の飛行回数が1.5倍以上に増えた」として空爆が強化されたとの見方を示しています。
アメリカ国防総省 カービー報道官
「過去2~3日の間にロシア軍が大隊戦術群を10以上増強した」
また、アメリカ国防総省のカービー報道官は18日、ロシア軍がウクライナの東部と南部で部隊を増強しているほか、大規模な攻勢に向けドンバス地方にヘリコプターの支援部隊や砲兵部隊などを移動させているとしています。
一方、ロシア軍の包囲が続く南東部マリウポリでは。
「アゾフ連隊」の指揮官
「現時点でアゾフスタル製鉄所には数百人の市民が避難している。全年齢の子どもたち、女性、高齢者、マリウポリを守る人々の家族もいる」
戦闘に参加するウクライナの軍事組織「アゾフ連隊」の指揮官はSNS上で、拠点とする製鉄所の内部とされる映像を公開。
そこには子どもたちや赤ちゃんを抱えた女性の姿も見られました。「アゾフ連隊」指揮官は「ロシア側は市民がいることを知りながら攻撃を続けている」と非難し、直ちに避難させるよう訴えました。
マリウポリ市議会は、製鉄所の地下シェルターには1000人を超える市民が避難しているとしていて、付近では18日も爆発音が聞こえ、敷地内からは煙が上がっています。
注目の記事
「こまめな洗顔は逆効果」バリア破壊防ぐ秘訣は適温“34℃”と正しい保湿順序 皮膚科医が教える冬の肌荒れ対策

「野球より大変」野球界の第一線で活躍してきた工藤公康さん 新たな挑戦の舞台は山梨の畑

【箱根駅伝】青学・黒田朝日選手 弟・黒田然選手(青学2年)を給水係に指名した理由とは 妹・詩歌ちゃん(8)は「あっくんは自慢のお兄ちゃん」【RSK山陽放送記者が密着「シン・山の神」誕生の舞台裏】

「寝ているはずなのに体が重い」自律神経が悲鳴を上げる“冬バテ” 頭痛・肩こり・集中力の低下…心身にくる不調 医師に聞く対処法

13歳で白血病 無菌室で消えた夢 「かわいそう」が心を傷つけ 絶望の中で見出した言葉の力と新たな夢【前編】

「あの顔を忘れることはない」殺害され、眠るように横たわる高校2年生の娘…他人事ではなかった“被害者”という立場、父が語る記憶【3部作の前編】









