アメリカではクリスマス休暇が始まる中、広い範囲で記録的な寒波に見舞われ、市民生活に大きな影響が出ています。
気象当局によりますと、アメリカでは中部から東部の広い地域が寒波に見舞われ、大雪に関する警報などは人口のおよそ6割にあたる2億人以上が対象になっています。
CBSテレビによりますと、吹雪の影響により中西部オハイオ州で車およそ50台が絡む事故が起き4人が死亡するなど、この寒波に関連し、全米でこれまでに少なくとも19人の死亡が確認されました。
また、国内の空港を発着する空の便は23日夜までに5800便以上が欠航となったということです。
東部ニューヨーク州では非常事態が宣言されていて、天候の悪化が見込まれる25日までは移動を控えるよう呼びかけられているほか、車の運転が禁止されるなど市民生活への影響が広がっています。
一方、ロイター通信によりますと、多くの州で大規模な停電が発生していて、23日には100万世帯以上が、24日も70万世帯以上が影響を受けたということです。
気象当局は引き続き、氷点下の気温と冷たい風で「生命が脅かされる危険がある」と警戒を呼びかけています。
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