中国の全国人民代表大会が開幕し、注目の経済成長率の目標が引き下げられた。深刻化するデフレの出口が見えない中国経済。今後懸念される“信用危機”とは?

中国で人気が高まる「倒産車」

中国東部・江蘇省の自動車販売会社。店頭に並ぶのは“AIを搭載した新車”ばかりだが、どれも破格の値段だ。

自動車販売会社・社長
「23万元(約506万円)から25万元(約550万円)が元の値段だが、14万元(約308万円)から15万元(約330万円)ほどで売っている」

“4割引き”で売られている自動車のメーカーは、2024年に事実上の経営破綻。販売店では破綻後に売れ残っていた車を仕入れ、格安で販売しているのだ。

こうした車は「倒産車」と呼ばれ、多くはメーカー保証がないリスクがあるが価格の安さから消費者の人気を集めている。

市民
「倒産車は、若者の消費の現状を反映していると思う」