女子で長野東高校が初優勝を果たした全国高校駅伝で、男子の長野県代表=佐久長聖高校は準優勝を果たしました。

25年連続の出場となる佐久長聖は1区から快調にレースを展開。

永原颯磨がトップから19秒差の2位につけます。

続く2区でも、トップが入れ替わる中、濱口大和が順位を守り、エース・吉岡大翔につなぎます。

外国人留学生と競う3区で日本人最速を目標に臨んだ吉岡は、有言実行の区間2位。

8・1キロ余りを22分51秒で駆け抜け、日本人記録を塗り替える堂々たる走りを見せます。

そのあとを受けた、4区山口竣平も区間2位を記録。

5区の長屋匡起、6区の篠和真、7区の松尾悠登も安定した走りを見せて2位を守り抜きました。

佐久長聖は終始2位でタスキをつなぎ、2時間1分57秒で見事、準優勝。

前回大会で京都の洛南が打ち立てた記録(2時間1分59秒)を塗り替え、目標としていた留学生を除くチームでの最高記録の奪還を成し遂げました。