地震発生時に住民はどのように行動した? 7割以上が「車を使った」

住民はどのように行動したのかを、より詳細に調査するために、青森テレビは東北大学災害科学国際研究所と共同でアンケートを行いました。

対象は八戸市の江陽地区1150世帯で、半数にあたる550世帯から回答をえて分析しました。

その結果がこちらです。
実際に避難した人のうち「徒歩」は17%に対して、「車を使った」のは71.7%にのぼりました。さらに、このうち半数ほどが渋滞に遭遇していました。

次に、車を利用した人の内訳を調べました。
避難行動要支援者がいるうえ、避難場所も遠く、車を使わないと間に合わないと回答した人は14.3%。これに対して、要支援者はおらず避難場所も遠くはないとした人、つまり車避難の優先度が低いと見られる人は43%にのぼりました。

調査を監修 東北大学災害科学国際研究所 佐藤翔輔 准教授
「ほかの津波が起きた災害に比べると、圧倒的に寒さを理由にして車を利用した人が多かった。その方が一部でも徒歩への避難に移行してもらえると、ここまで顕著な渋滞にならない可能性がある」