トランプ氏 先制攻撃の“正当性”主張も矛盾… 法の秩序はどこへ

一方、イランとの協議中に先制攻撃をしかけた正当性をめぐって、当のトランプ氏は…

トランプ大統領(3日)
「狂人(イラン)たちとの交渉中、こちらがやらなければ、イランが先制攻撃してくると確信していた」

しかし国防総省は議会に対し、「先制攻撃を受ける兆候はなかった」と説明。トランプ氏の主張と矛盾する状況にルビオ国務長官は…

ルビオ国務長官(2日)
「我々はイスラエルが(イランに対し)行動を起こすことを知っていた。それが米軍に対する(イランからの)攻撃を招くことが分かるので、先制攻撃しなければより多くの犠牲を払うことになると考えた」

まず、イスラエルがイラン攻撃を決めたという理屈。いずれにしろ、先制攻撃の正当性は問われます。

国連 グテーレス事務総長(2月28日)
「国際法と国際人道法は常に遵守されなければならない。アメリカとイスラエルによるイランへの大規模な軍事攻撃を非難する」

しかし、かねて「国際法には縛られない」と豪語してきたトランプ氏は…

トランプ大統領(2日)
「最後の空爆のベストチャンスだった。猛烈で揺るぎない決意をもって作戦を継続する」

二度の大戦の反省から国際社会が築き上げてきた法による秩序は、このまま崩れ去るのでしょうか。