ビジネス面での思惑も... トランプ氏、なぜ今 イラン攻撃?

中東全域を巻き込む紛争に発展した、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃。なぜ、このタイミングで始まったのか?そもそも、アメリカはイランとの間で、核開発の放棄をめぐる協議のさなかでした。

明海大学 小谷哲男教授(トランプ政権の内情に詳しい)
「(核協議は)事実上イランに全面降伏しろという内容だったので、実際には交渉と呼べるものではなかった。体制転換の作戦を決めたのが2月17日。これは2回目の協議が終わった直後」

“見せかけ”の協議を続けながら、体制転換を狙う攻撃を決めたというトランプ政権。では、なぜハメネイ師の殺害にこだわるのか。

小谷教授
「ハメネイ師というイランの核開発放棄における最大の障害を取り除いた。“歴史上最も偉大な大統領である”とアピールし、自らのレガシーを念頭に置いた作戦だと言っていい」

さらにビジネス面での思惑も…

小谷教授
「トランプファミリーのビジネスがいま、中東に強い利害関係を持っている。基本的には不動産開発で、イランの脅威を一刻も早く除去して、ビッグテック(巨大IT企業)と絡んだ新しい土地開発を中東で展開していきたいと考えている」