強烈な寒波の襲来で、普段、雪の少ない地方でも大雪に見舞われるなど、各地で大きな影響が出ました。今後の見通しについて、與猶茉穂気象予報士の解説です。

與猶茉穂予報士:
今、ピークは越えてきているのですが、まだ雪は続きます。西日本の日本海側の雪はあすにはやむところがほとんどになりそうです。北陸、東北の雪も降り方はおさまっていきます。ただ時間を進めて見ていくと、あす夜にまた大雪のところが出てくる予想です。そのため、日中に一旦弱まっても、また夜にかけて警戒を続けていただきたいと思います。

予想される雪の降る量は、東北や北陸で60センチとなっていて、このあとさらに50センチ以上の雪が降るところが出てきそうです。

▼予想降雪量(あす夕方まで・多いところ)
東北・北陸 60センチ
北海道・関東甲信 40センチ
東海・中国 30センチ
近畿 20センチ

風の強い状況も続きますので、交通への影響なども引き続きお気をつけください。

上村彩子キャスター:
この雪はいつ頃まで続きますか?

與猶予報士:
週間予報でみると、日本海側はまだしばらく雪マークが続いていますが、月曜日を越えると弱まってくる見通しです。新潟などは雨の日も出てきますので、この先は雪崩や落雪などにもご注意ください。