気温や雨の情報など、12月24日このあとの天気をお伝えします。
クリスマス寒波が襲来して、いきなり大雪や猛吹雪のピークになりました。
現在の積雪を見てみますと、普段、雪の少ない高知や徳島でもたっぷりと積もって、記録的な大雪になりました。また、雪国でも経験したことがないような雪に一気に積もりまして、金沢や山形には「顕著な大雪に関する情報」も発表されました。
そして、けさも冷え込みが強まっているところがあり、最低気温を見てみますと、高知は氷点下3.4度。こちらは12月としては、37年ぶりの冷え込みになっています。また、東京は氷点下0.1度と今シーズン初めての冬日になりました。高知など路面が凍結しているおそれがありますので、お気をつけください。
そして、今日は大雪になるエリアが変わってきそうです。まず、現在の天気図を見てみますと、昨日は等圧線が横たわっていまして西風が強まっていましたが、段々立ってきているんですね。けさの予想天気図を見てみますと、等圧線が綺麗に南北に立ってきました。今日は北よりの風が強まりますので、西日本の太平洋側の雪のピークは過ぎて日本海側を中心に雪が降りそうです。
さらに雪や雨の予想で見ていきますと、ピンク色のところが強まるところになりますが、特に、この日本海側の山沿い中心に大雪のおそれがあります。
さらに先ほど名古屋から初雪の便りが届きましたが、若狭湾から濃尾平野にかけて雪雲が流れ込みますので、今日は東海道新幹線など影響が出る可能性も出てきています。
そして、日中の予想をさらに見ていきますと、本州付近、平地は雨に変わってきますが、山沿い中心に引き続き大雪のおそれがありまして、北海道オホーツク海側でも局地的に雪が強まりそうです。
さらに夜から明日の朝にかけて予想を見ていきますと、西日本の日本海側の雪は段々弱まってきますが、北陸から北の日本海側は引き続き雪が降ります。
今シーズンは、新潟や長野、関東北部の山沿いにまだまとまった雪が積もっていないところがあるんですが、今日からは本格的に降って積もってきそうです。
明日の朝にかけて降る雪の量を見ていきますと、北陸で80センチ、東北で70センチ、関東甲信の山沿いでも60センチとなっています。
さらに今日は北陸から北の日本海側を中心に瞬間的に35メートルの暴風が吹き荒れまして、猛吹雪になるところがあるかもしれません。鉄道や空の便への影響、車の立往生やスリップ事故、倒木や着雪による停電に引き続き、ご注意ください。
では今日の天気マークで見ていきます。高知は日差しが戻りますので今度は雪解けしてきます。路面状況は悪化するかもしれません。一方、東京は冬晴れです。名古屋や仙台では、にわか雪や、にわか雨の可能性があります。
続いて最高気温です。昨日より寒さが和らぐところが多くなりますが、東海から西はまだ真冬並みの寒さになりそうです。一方、東京は11度まで上がります。風が少し弱まる分、日差しにほっとできるでしょう。
続いて週間予報です。強い冬型の気圧配置は明日、明後日と続きますので、北陸から北の日本海側はさらに雪が降って山沿い中心に大雪になりそうです。西日本も明日の夕方から山沿い中心にまた降るかもしれません。
行き先の最新の情報を確認して外出される際は、無理のない範囲で行動するようにしてください。
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