専門家「予想しないタイミング」少なくとも555人が犠牲に

今回の攻撃は、専門家にとっても予想しないタイミングだったといいます。

日本エネルギー経済研究所 坂梨祥 中束研究センター長
「アメリカとイランは協議をしていたタイミングで、次は月曜日(2日)と言われていたが、土曜日(2月28日)に攻撃があった。全く想像していませんでした」
「ハメネイ最高指導者を力によって排除したいという考えは、ずっと前からあったのでは、と思うが、土曜日(2月28日)のこの時間帯にこの場所にいるとわかった時点で、このチャンスを逃すべきではないという判断になったと想像している」

イランの高官らが集まる複数の会合も同時に攻撃され、国防軍需相や精鋭部隊「革命防衛隊」のトップら7人も殺害されたといいます。

トランプ大統領は攻撃の成果をこう誇りました。

トランプ大統領(1日)
「イランの指導者48人が一撃で消えた。誰もこのような成功は予想していなかった」

さらにイスラエル軍は、ハメネイ師の邸宅とみられる建物を空爆したとする映像を公開しました。

イランメディアによると今回の攻撃によって、ハメネイ師の娘と義理の息子、そして孫も死亡したといいます。

南部では小学校が攻撃され、子ども達が命を奪われました。

イラン市民
「5人の姪が瓦礫の下にいる、病院に運ばれたのは1人だけだ。だが我々は最後の血の一滴まで指導者を支持する」

イラン国営メディアは、小学校の児童ら165人が死亡したと伝えました。

リュックやカバンはホコリにまみれ、赤く染まっています。

イラン市民
「娘は10歳なんです。どこを探せばいいのかわからない」

イランの人道支援団体によると、死者は少なくとも555人。