『こども議員』たちがテスト体験

12月11日、この日はオープン前の最大の関門。キッザニアに提案したり商品開発をしたりする選ばれた『こども議員』たちを招いたテスト体験です。キッザニアでは新パビリオンのオープン前に必ずこのこども議員による検証が行われます。その反応次第ではオープン直前でも内容を修正しなければいけません。子どもたちの目は、案外、厳しいですからね。
果たしてどんな体験になるのでしょうか。

(こども議員たちに説明するスタッフ)
「コンロやシンク、水栓にレンジフード、食器やお鍋、調理器具を入れるキャビネットなどがあります」

スタッフがキッチンの形の違いや役割などを説明。そして場所を移動して、次も説明です。
(こども議員たちに説明するスタッフ)
「こちらは掴みやすいハンドルです。しっかりと握りやすく、少しの力で引き出しやすいですよね」

蛇口やコンロ、キッチンパネルなど、10項目にわたって役割などを説明しますが…あれ?もう18分が過ぎています。

その後、ようやくこども議員たちはキッチンに触れることができました。しかし、その時間は1分ほどで終了。
(こども議員たちに説明するスタッフ)
「それでは終了です。一度、席に座って、タブレットを使って、お客さまにご提案するプランを一緒に考えましょう」

目標の30分まで残り10分。こども議員たちは、悩みや要望が書かれたヒアリングシートを見ながら、アプリでキッチンプランを作ります。

最後にこども議員たちがそれぞれのプランを発表して35分で終了しました。
(キッザニア甲子園 三木久代さん)
「時間的にどうですか?長いなと思いました?普通ぐらいだなと思いました?短いなと思いました?」

(こども議員)「説明のときに一方的に聞くだけだから、ちょっと…」
(三木さん)「長いかなって感じ?」
(こども議員)「(うなずく)」

(こども議員)「ここを触る時間が短いと思った」
(三木さん)「もうちょっとほしい?」
(こども議員)「もうちょっとほしい」
三木さん、こども議員の視察はいかがでしたか?

(キッザニア甲子園 三木久代さん)
「コメントが、やっぱりそう思うんだなという部分があったりとか。聞くことが長ければ、その分、立っている時間も長かったりというので、受け身になってしまっている。子どもたちを巻き込んで楽しませるという要素をどれだけ入れられるか。(Qちょっと練り直しですか?)そうですね、ちょっと…になるかどうかというのはスタッフと相談しながら」
オープンまであと11日、さあここからどう変わるのでしょうか?