JR大糸線の新たな利用促進策として、スキーに訪れた外国人観光客に、日本海の海産物を楽しんでもらうイベントが新たに提案されました。


沿線自治体の観光関係者やJR西日本は23日、大町市で会合を開き、来年度取り組む利用促進のイベントやPR方法について話し合いました。
大糸線の利用者はピークだった1992年の1割以下(南小谷ー糸魚川間)にまで減っています。
沿線の自治体からは、スキーなどで訪れた外国人観光客に大糸線を使って移動してもらい、冬に旬を迎える日本海の海産物を楽しむイベントなどが新たに提案され、来年度の実施に向けて優先的に検討を進めることになりました。
(大糸線利用促進輸送強化期成同盟会・五十嵐博文部会長)「20件以上の事業を取り組むこと、それらの情報発信を先行して取り組むことを振興部会と確認した(利用促進のイベントは)一足飛び二足飛びにできないので一歩目を着実に踏み出していこう」
また、イベントのPR方法については、SNSを活用して進めていくということです。