“エプスタインファイル”の欠けた50ページ トランプ氏の関与は?
エプスタイン元被告とトランプ氏。
エプスタインファイルにも2人の関係を示す資料がある。
プライベートジェットの搭乗者記録には、トランプ氏の名前が少なくとも8回記されていた。
だが、トランプ氏は「約20年前に仲たがいをして関係を断った」元被告の犯罪行為については「知らなかった」と説明している。
2024年の大統領選で、トランプ氏はファイルを公開すると強調していた。

トランプ氏(2024年9月3日公開 Lex Fridman氏のPodcastより)
「エプスタインの件は公開しよう。私は問題ない」
しかし、大統領就任後は一転、公開に消極的な姿勢を見せた。
これに熱烈なトランプ支持層のMAGA派の一部が反発した。
アメリカ在住のジャーナリストの津山恵子氏は、これが公開の流れに大きな影響を与えたと話す。

米ジャーナリスト 津山恵子氏
「特にトランプ支持者の方から『いやそれはおかしい』と」
日下部正樹キャスター
「MAGA派の人たちの支持を失うのではないか。それを見て、一転、公開すると判断をしたということでよろしいのでしょうか?」
米ジャーナリスト 津山恵子氏
「一番にトランプ支持者からの反応というのを気にしている」
結果、全文を公開する法律が共和党議員も賛成して成立した。
公開されたエプスタインファイルには、トランプ氏の名前を含む資料が1000以上あるが、アメリカ政治が専門のラリー・サバト教授はこう見る。

バージニア大学政治センター ラリー・サバト 所長
「トランプ大統領は逃げ切ってしまうのではないかと思います。どのような形であれ、訴追するのは非常に難しいでしょう。上下両院とも共和党が支配していますし、パズルの重要なピースは全てトランプ氏の味方なのです」
ファイル開示の責任者である司法省の長官も、トランプ氏を擁護する姿勢を隠さない。
パム・ボンディ 司法長官
「トランプ大統領がファイル全てを公開する法律に署名した。彼こそがアメリカ史上、最も透明性の高い大統領です」
だが、アメリカメディアからは「隠された資料がある」との報道が相次いでいる。

ファイルに振られた通し番号と、元の捜査資料の通し番号を比較して、約50ページが欠落していることを突き止めた。
報道によると、トランプ氏から性加害を受けたという少女の訴えに関するメモが含まれているという。
バージニア大学政治センター ラリー・サバト 所長
「司法省が隠そうとしたファイルに何が入っているのか、私も知りたいです。ほぼ全会一致で可決した法律によって、全ての公開が義務付けられているにもかかわらず、なぜそんな大きなリスクを冒してまで隠したのか。そこが非常に疑問です」














