原点は父が買ってくれたゲーム「どうやって上がれるんだろう」

日本一にまで上り詰めた、石井さん。
原点は、小学3年生の時に、父親が自分用に買ったマージャンゲームに遊びでふれたことでした。

石井良樹さん
「上がりの形も役もわからなくて、どうやって上がれるんだろうと考えるうちにマージャンの魅力にはまっていた」

遊びが、いつしか「プロになりたい」という思いに変わり、高校卒業後、合格率20%というプロ試験に合格しました。

石井さんにとってのマージャンの魅力は?

石井良樹さん
「頭脳ゲームでもあるが、10人いれば10人違う考え方になるとか、その人の人間味がでるのが、マージャンの一つの魅力」

プロになって15年目。
仕事との両立に苦しみ、成績不振でマージャンを辞めようと思ったこともあったと言います。

日本一のプロ雀士 夢を追いかけ続けた理由… 「自分の限界まで好きなことを」

それでも「マージャン日本一」を追いかけ続けた理由は。

石井良樹さん
「諦めずに最後まで、自分の限界まで好きなこと、得意なことを続けることで、必ず何かが見えてくる。好きなことであれば、自分が納得するまで続けることが大事。それが大きな夢になれば」

石井さんは、来年2月、マージャンのプロの頂点を決める、「麻雀グランプリマックス」に挑戦します。