去年12月、最高裁が弁論開始を決定

そんな池上さんのもとに、去年12月、追い風が吹きました。最高裁が弁論の場を開くと決めたのです。
最高裁は、弁論なしに高裁の判決を変えることができません。弁論を開くことはすなわち、結論が変わる可能性が高まったことを意味します。

村田峰史カメラマン
「午後2時30分です。池上さんが最高裁判所に入りました」
27日、最高裁の法廷に立った、池上さん。
砂川市から要請を受けて出動し、住民の避難状況や斜面にいたクマの状況などを十分に確認したうえで発砲したと述べ、処分の取り消しを求めました。

池上治男さんの意見陳述
「私は、何年にもわたって農家、地域住民の安全を念頭にハンターを続けてきました。“銃を持たないハンター”の汚名を返上し、正常で安心してハンター活動ができるようにしていただきたい」

これに対し、被告の北海道側は、池上さんについて、「草木が茂り、見通しの悪い斜面に向けて撃ち、見通しが悪いときは発砲しないことなどに違反している」「ヒグマ駆除の場合でも危険性を過小評価することは許されない」などとして、上告の棄却を求めました。











