無添加志向で市場縮小 取引先の減少が追い打ち

「タイホー」は、1979年9月期には売上高13億5000万円をあげていましたが、その後は利益率重視の選別受注を実施し、規模は縮小傾向となりました。

消費者の無添加食品の嗜好の高まりにより、主力の調味料・食品添加物の市場は縮小し、同社の売上高も減収基調で推移しました。

2017年2月に創業者の子息に代表を交代し、近年はスーパー向けの食料品の受託加工を増やしていましたが、顧客が大手の傘下に入るなどして取引先が減少しました。

2025年9月期の売上高は約5900万円にまで落ち込み、既往の赤字の蓄積や昨今の物価高から、資金繰りも限界に達し、2月末の決済が困難な状況に陥っていたとされています。

負債総額は数千万円となる見込みです。